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    下世話な話で恐縮です。

    2週間ぶりに築地市場に行き、マグロとブリを買ってきました。

    さっそくお昼にいただきましたが、うまいのなんの!これにお椀をつければ1,000円は取れそうじゃないですか?

    来年の移転を控えている築地市場ですが、今の所、めだった動きもなく、いつものとおりやっているようです。ただ、移転費用をかけられない店など、すでに100軒ほどがこれを機に廃業を検討しているとか。

    どこの産業でもそうですが、資本集約により今後はより大規模企業による寡占が進むと思われます。

    大量仕入れにより安くなる分にはいいのですが、どうしても画一的になる気がして、一抹の不安を拭えません。

    築地場内をそぞろ歩けば、その日の仕入れで余ったものを「500円でいいよ」などと、ただ同然で分けてくれたり、中には消費税を取らない店もあり、昔ながらのどんぶり勘定。ある意味、それこそが築地で買い物をする楽しみだったりもします。

    最近では狭い通路をカメラ片手にそぞろ歩く外国人観光客の姿が目立ちます。銀座などでは中国の方が圧倒的に目立ちますが、こと場内となりますと欧米系の方が多いように見受けます。僕らが外国へ行って、市場を歩くのが楽しいのと同じで、彼らも日本式の市場の風情が面白いのでしょう。ただ、写真を撮るためだけにくる人が大多数。営業しているお店からすれば、うれしくもないに違いありません。

    一方、中国の方たちは場内は場内でも有名寿司屋に殺到しているようで、行列の大半が中国語を話しているように感じます。ここでも中国語を話せる店員さんが行列を仕切っているようで、中国語が話せる話せないによって給料も変わってくるに違いありません。

    賑わうのはいいことなのですが、今年のサンマの不漁でも言われましたが、新興国による爆漁、爆買いによって、僕たちの分がなくなってしまうのは困りもの。資源は大切に分け合いたいものです。

    次に行くのは2週間後か、それ以降か。たまのお休みの築地詣では、目にも舌にもおいしい小旅行です。




     
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    | 座付き作家 | 次回作 | 07:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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      けんぞー武者修行#1「ノート」


      建蔵さんの新作舞台「NOTE」のDMが上がって来た。今回のテーマである「NOTE」をモチーフにちょっぴりミステリアスにデザインしてみたもの。

      けんぞーしゅーぞー「南瓜」から1年半。この間、幾度となく建蔵さんと会って話をしてきた。毎回「次をやろう」ということしか決まらず、具体的に何をやるかが定まらない。あるとき僕が「何をやるかじゃなくて、何かをやることが重要だ」と、スケジュールを決めてしまった。それが4月5日(土)。その時はまだ半年も先のことと思っていたが、気がつけばあと一ヶ月半に迫った。

      今回の趣向としては、"けんぞーしゅーぞー"を一旦離れて建蔵さんの単独公演。一人芝居で1時間というのもつらいので、ピアニストさんとのコラボにしてみた。ピアノと一人芝居と聞くと、なんとなく勝手なイメージが広がりそうだが、恐らく既成のイメージとは大きく異なる舞台になるんじゃないかと思う。伴奏ではなく、一人芝居とピアノが五分と五分に渡り合うものになりそうだからだ。

      そのピアニストについて紹介しておこう。糸井恵理子さん。彼女は2才からピアノを始め、コンクールで見いだされてNYジュリアード音楽院で勉強した、いわば天才ピアニスト。長くNYで活動していたのだが、出産を機に日本へ戻ってきた。現在はピアノ教師のかたわら各国大使館での演奏など、幅広い演奏活動を続けている方だ。NY帰りのピアニストと聞くと、なんだかクラシックバリバリか、またはジャズピアノというイメージだが、糸井さんは恐らくどのカテゴリーにもハマらない。強いて言うならば自由形だ。

      僕は糸井さんと取材を通して知り合った。彼女のピアノ教室へお話を伺いに行った際、まず最初に言われたのが「この部屋の中では何をやってもいいの。それがルール」。

      へ?

      そこは6畳ほどの防音室の中で、グランドピアノがどーんと部屋の半分を占める。糸井さんと僕は、それから1時間余、並んで壁によっかり絨毯にぺたりと腰を下ろして、あれやこれ、ピアノのことからクラシック、オペラ、NYのことなどお喋りした。糸井さんは話されることがまた自由型。ポンポン次から次へと話が飛ぶのだが、共通しているのが「生きてるって素晴しい」というポジティブさに貫かれていること。

      「面白い人だなぁ」。そう思って、取材後もピアノレッスンの写真を撮りに伺ったりするうちに、今回のコラボ企画がぽんと浮かんだ。「そうだ、建蔵さんの芝居と糸井さんのピアノをコラボさせたらどうなるんだろう?」

      そう思ってオファーを出したところ、即OK!次に演奏曲目の相談をしに行ったところ、なんと彼女の18番はリストだという。村上春樹「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」でリストにハマっていた僕が今度は飛びついた。「それだ!リストの巡礼の年を演奏しましょう!」

      こうして決まったのが「NOTE」。リストと建蔵さん?似合わねえなぁ。恐らくこのブログを読んでいる人のすべてが、そう思っていることだろう。実は僕にもよくわからないのだから無理もないし、建蔵さんも内心びくびくしているんじゃないだろうか?

      でも、これだけは断言できる。この組み合わせ、ものすごく面白い舞台になる、と。(続く)



       
      | 座付き作家 | 次回作 | 09:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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        けんぞー再始動!!!!!!!
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        前回の「けんぞーしゅーぞー『南瓜』」から早1年半。ホームグランドとしてきた門天ホールの移転で、宙に浮いた僕たちのお芝居ですが、「次はいつやるんですか?」と大勢の方に聞かれ、さすがにそろそろ時期なんじゃないかということで、こっそりと計画を始めました。今日は、そのことについて書こうと思います。

        「けんぞーしゅーぞー」と銘打って、俳優の建蔵さんと三田村周三さんの2人芝居を始めた当初は、果たして何をやるべきなのか、一回きりなのか、それともシリーズになるのか、皆目見当もつきませんでした。そもそも、座付き作家を任ずる僕にしても、2人芝居など書いたこともなく、案の定、二人の会話劇は膨大なセリフ量になりました。

        三田村さんから「1時間以内で」と言われても、それがどれくらいの分量なのかも判らず、普段見に行くお芝居が1時間半とか2時間とかあるので、「1時間って短くね?」などという不遜な考えすら持ったものです。ところが稽古が始まって判ったのが、2人芝居の難しさ。なんといっても舞台上には二人しかいませんから、ちょっと休むというわけにもいきません。それで1時間といえば、かなりの集中力。こちらはセリフを書いていればいいけれど、役者さんは覚えて演じなければなりません。

        そんなド素人作家による「けんぞーしゅーぞー」公演も、気がつけば「空豆」「里芋」「白菜」「南瓜」と、まるで八百屋さんの公演と間違えられるほど、品揃えが揃ってきました。ところが冒頭に書いたようにホールの移転ということで、もともと薄い僕たちを結ぶ糸がぷつりと途切れてしまったのです。三田村さんは他劇団の公演に呼ばれ、建蔵さんも独自の道を歩き始め、一旦そうなるとなかなか次の公演の踏ん切りがつかなくなってしまいました。

        でも、作家は書きたいんです。恐らく役者も演じたいんでしょう。顔を逢わせる度に「次はどうしましょう」と取り留めなく話すのが習慣となっていきました。気がつけば、それが1年半。さすがに死んだ子の年を数えるようなことばかりしていては仕方がありません。そこでとりあえず「やる!」ってことを決めて、座付き作家の独断で「けんぞー武者修行」と銘打って、建蔵さんの一人芝居として再スタートすることにしました。ただし、一人芝居といっても「武者修行」と名乗っているように、毎回、"剣豪"の方と刃を合わせる"他流試合"というか、今風に言えば"コラボ”というか、そんな趣向でやることにしたのです。

        すると、チャンスが巡ってくるもの。さっそく"お相手いたそう"という方が現れました。しかも念願の"女性"!

        いままで男2人の芝居だけやってきた僕としては、これは嬉しい。さっそく打ち合わせなどと称して、オシャレなカフェでランチしながら、構想を話し合ったりし始めました。

        え?写真は居酒屋だろうって?その通り。建蔵さんとは安い居酒屋で。その女性とはカフェで、それぞれにあわせて打ち合わせ場所も変わるところが、今回の武者修行たる所以でもあるのです。詳細については、おいおいお知らせしますが、今日のところはここまで。乞うご期待!
        | 座付き作家 | 次回作 | 06:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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        【お知らせ】けんぞー武者修行#1「ノート」公演
        前作「南瓜」から1年半。今回から"けんぞー武者修行"と銘打って、役者・建蔵が可能性を広げるべく挑みます。 第一弾はなんとピアニスト糸井恵理子さんをお迎えして、フランツ・リスト他の演奏とのコラボレーション。 どんな舞台になりますか、乞ご期待。 「ノート」公演概要 2014年4月5日(土)14時/18時 開場は30分前 両国門天ホール 前売り2,800円(税込)当日3,000円(税込) 出演:建蔵 糸井恵理子 作・演出 平岩モトイ ご予約:amd.ara@ezweb.ne.jp (折り返し確認メールが行きます)
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