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    張ち切れパンダ14かいめ

     

    張ち切れパンダ14かいめ「365°の人生」は、まるで円形劇場で見ているような舞台であった。

     

    前々から、異なる時間を同じ舞台上に並べてみせる演出に感心していたが、今回は小劇場という狭スペースを逆手に使った別の空間を並べてみせる演出。

     

    3つの異なる空間を一色単にならべてしまうというものだ。

     

    だからベッドの横に事務机、その隣にソファ、さらにその奥に食卓テーブルという具合である。

     

    まるでどこかの家具売り場にでも来たような錯覚に陥るが、そういえば「30と15の私」の時だったか、まさに家具売り場のシーンがあったことを思い出す。

     

    演出の梨澤さんが、どこかの家具売り場で思いついたかどうかは知らないが、思わず唸る発想だ。

     

     

     

     

    今回の劇は、薩川さんを主役に置き、自堕落な女の1年間を表現している。

     

    朝、起きない。

     

    バイトに遅れる。

     

    バイト先の上司と不倫。

     

    自宅では、結婚しないことを両親に責められる。

     

    思いつきで「音楽やる」とか言ってしまう。

     

    練習に毎回遅刻する。

     

    何事にも言い訳をする・・・

     

     

     

    彼女の自堕落さに振り回されながら、気がつくと1年間が経っている。

     

    その間、周囲の人々は何かしらの変化を遂げているのに対して、彼女だけは何も変わらない。

     

    そんな一人の女を表現しているように思える。

     

     

    「いる、いる、こういう人」

     

    正直、こういう人が周りにいたら迷惑だろうが、見ている分には頷ける。

     

    ご本人が実際、どうかは知らないが、薩川さんは毎回、これ的な女性を演じて来ているので、まさにご本人そのもののように見える。

     

    しかも、劇の冒頭から頭に水をかけられるわ、後半ではスナック菓子を頭にばら撒かれるわ、の大奮闘なのだ。

     

     

     

     

    2時間。

     

    少しもダレることなく、3つのセットを縦横無尽に行き来させて、飽きさせないところは大したものだと思う。

     

    早く次回作が見たいものだ。

     

     

     

     

     

     

    | 座付き作家 | 芝居の感想 | 06:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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      「旅」の終わり

       

      「旅」から帰宅した

       

      どんな旅も、行く前はドキドキ、初めて出会う楽しさに満ち溢れているが、帰りには寂しさが付きまとう。

       

      ライターmeetsアクター朗読劇公演「旅」、昨日無事に打ち上げた。

       

      まずはお越しいただいた方、応援してくださった方にお礼を申し上げたい。

       

       

       

       

      今回の「旅」は、昨年末のプレゼンから始まった。

       

      これまでの座組を大きく変更するためだ。

       

      年初にゴーが出て、呼称をエムトエスからライターmeetsアクターへと変更。

       

      それに伴って3月の作品募集、そして審査で入賞作品が決まり、7月にはそれぞれの作品の手直しをして、9月から稽古。

       

      同時にフライヤーを作り、パンフ、チケットを作った。

       

      この間、一年がかり。長い「旅」であった。

       

       

       

      毎回、公演が終わるとホッとすると同時に、さて来年はどうしようかと考え始める。

       

      テーマをどうするか、日時はいつにするのか。

       

      次に向けて、気持ちだけは動き始めている。

       

       

       

      | 座付き作家 | 芝居の感想 | 08:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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        いよいよ、朗読劇、始まります!

        いよいよ始まります!

         

        朗読劇「旅」

         

        三木プロの声優さんたちと、シナリオセンターの新人ライターとを結びつけたら?というアイディアが形になって、はや6年。

         

        今回から主催名を「ライターmeetsアクター」と改称させてもらった。

         

        おかげさまでチケットは完売。

         

        あとは、始まるのを待つばかりだ。

         

         

         

         

        ちなみに、このチラシに写っているグリーンの旅行カバンはDieselのものである。

         

        当時は、Dieselが何やら知らずに、単純に色が気に入って購入した。

         

        ビニール製で軽くて、しかも目立っていいのだが、車輪もついていないため、いつの間にか使わなくなって地下室に放りこまれていたものを、今回見つけて埃を洗い流しての撮影となった。

         

        20年以上も経っているので、金具が錆びてボロボロである。

         

        それでも、いまだにこのグリーンが目立つとあって、先日も地下鉄に持って乗っていたら、みんなからジロジロ見られて困った。

         

        流石に「どこで買ったんですか?」とまでは聞かれなかったが、もしかしたら「欲しい」人が現れるかもしれない?

         

        そうしたら喜んでお譲りする。(実用には向かない代物であるが)

         

         

         

         

        それにしても、何十年も広告の仕事をやっていたせいで、いざ「あんなものが欲しい」「こんなもの、なかったかな」と思って探すと、家の何処かで何かが見つかる。

         

        引っ越しした際に、大概のものは処分したつもりが、それでもまだたくさんのものが残っている。

         

        今回、チラシの撮影にあたり、すっかり忘れていたカバンを見つけたことで、結局のところ、そうしたもの全てがすなわち経験なんだな、と思った次第。

         

        結局、僕自身はCMと広告と映画で出来上がっているということになる。

         

         

         

         

         

         

        | 座付き作家 | 芝居の感想 | 06:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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        【お知らせ】けんぞー武者修行#1「ノート」公演
        前作「南瓜」から1年半。今回から"けんぞー武者修行"と銘打って、役者・建蔵が可能性を広げるべく挑みます。 第一弾はなんとピアニスト糸井恵理子さんをお迎えして、フランツ・リスト他の演奏とのコラボレーション。 どんな舞台になりますか、乞ご期待。 「ノート」公演概要 2014年4月5日(土)14時/18時 開場は30分前 両国門天ホール 前売り2,800円(税込)当日3,000円(税込) 出演:建蔵 糸井恵理子 作・演出 平岩モトイ ご予約:amd.ara@ezweb.ne.jp (折り返し確認メールが行きます)
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