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    読者が3万人?


    恒例の英会話レッスンの日。先生のTちゃんがうれしそうに「外国のTV局が私のブログを読んで、取材にくることになった」と話した。

    へえー!そりゃすごいね。

    Tちゃんが2年ほど前から渋谷近辺のレストランのブログで紹介しているのは知っていた。いわゆる食べブログである。

    それが外国のTVプロデューサーの目に止まったというのだから大したものだ。ただ、知る限りそんなに頻繁に更新していないというし、特別なお店を紹介しているわけでもないらしい。そこで聞いてみたのだが、大体一日にどれくらいアクセスがあるの?

    3万人くらい。

    え?3万人?一日に?

    世界中でたったの3万人。ほとんど無に等しいわ。

    そりゃそうかもしれないけど、僕のブログなんて一日に300人だよ。

    するとTチャンは答えた。

    「I write it in English」

    なるほど英語は世界共通語のようなものである。英語で書けば世界中でそれくらいの読者が見るということだろうか。

    逆にいえばドメスティックな日本語で書いている限り、世界中から見られることはあり得ないわけだ。

    するとTチャンが言うには、「you should write in English」。

    なるほどその通りだが、毎日の事となると大変だ。ただでさえブログを書くのに小一時間掛かっているのが何時間かかるようになるかわからない。

    ただし、たとえば「アイスクリーム紹介」なんかも英語で書けば、興味を持つ読者もきっと現れるだろうとも思える。
    | 座付き作家 | 英会話で拾い話 | 11:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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      朝の渋谷交差点


      予想はしていたものの、実際あれほどの大差で破れると、もう『残念」とか悔しがっているレベルではないだろう。誰が呼んだか「歴代最強チーム」が一勝も出来ずにブラジルの地を去る。

      そもそもサッカーの門外漢の僕がとやかく言う事ではない。日本は己の現実を知ったのだ。

      今大会を見ていると、いわゆる「自分たちのサッカー」にこだわっているチームがことごとく敗れ去っている。筆頭は前回チャンピオンのスペイン。パスサッカーで面白いほど翻弄した前回の輝きは一体どこへ消えてしまったのか。さらにサッカー発祥の地イングランドもなすところなく姿を消した。

      日本チームは、そもそもメンバーのコンディション不良が伝えられていた。香川、本田ともに先発機会が乏しく、内田、長谷部、吉田がともに怪我が治ったばかり。それでも他のメンバーにスイッチするだけの余裕がなかったのだろう。いつもの顔ぶれ、いつものチーム。そして、いつものコメント。

      W杯に踊らされた一人としては、この結果には、やはり不満を述べさせていただかねばなるまい。

      遠藤選手のコメントで、「僕たちは20年後のサッカー選手のために戦っている」というのがあったが、この敗戦が20年後の勝利を導くものと信じたい。

      今朝は早朝英会話レッスンの日。7時まで観戦したあと、重い気分を背負って渋谷へ向かった。予想していなかったことに、渋谷は数百名の警察官が出て厳戒態勢だった。こんな朝早くどこから出て来たのか、ブルーのユニフォーム姿の若者たちがスクランブル交差点に溢れていた。興奮しているものは少なく、なんとなく悟り切ったような醒めた表情の者が多かった。

      中には、したたか飲んだとおぼしき酔っぱらいがくだまく光景も。そんなことを予見して、警察官が横断歩道を左右に分断し、右側、左側通行とし、交差点内での騒ぎを押さえ込もうとしている。これが万一勝っていたりしたら、騒ぎはこの程度では収まらなかっただろう。

      安くない青のユニフォームを購入し、今日に備えてきたサポーターたちが、再びユニフォームに袖を通す日は来るだろうか。

      そんな光景を見下ろすように、渋谷の街頭ビジョンではいつものとおりサッカー日本代表を応援する内容のCMが流れていた。

       
      | 座付き作家 | 英会話で拾い話 | 10:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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        自爆テロかと思った話

        のど元過ぎれば熱さを忘れると言うが、その通りだという話を。

        毎週木曜日の朝に英会話の個人レッスンを受けているのだが、今日のレッスンでT先生が"先週の話を友達にして大受けだった"と言った。それで思い出したのだが、実は先週木曜のレッスンでとんでもないことが起きたのだった。なぜそれを忘れてしまったのか分からないが、今朝言われて改めて思い出して、身のすくむ思いだった。

        その出来事というのは一週間前の木曜の朝の出来事だ。その日も英会話レッスンの日で、いつものように渋谷駅近くのカフェで、あれやこれを英語で話すレッスンを受けていた。僕らのすぐ隣りのテーブルに1人の外国人男性が座った。日本人の中で僕らだけ英語で話している分にはいいのだが、外国人が隣りにいるとなれば話の内容もわかってしまうし、僕のつたない英語能力も筒抜けになってしまう。ラスベガス育ちの先生は全く気にもとめないが、実のところをいえば僕はちょっとだけ緊張する場面であった。

        ところがその外国人男性、年の頃は25、6才。霜降りのスウェットの上下姿で、肌が少し浅黒く、顔を見ればインド人系である。飲み物を注文する風でもなく、ただ座っている。折しも僕らの会話の内容がゲイのことについてだったので、少しばかり僕はその男性を気にしていた。すると突然、男性が店の外へと出て行ってしまったのだ。しかも椅子の上に地味なディバッグを残したまま。

        「ん? is he gone?」

        すると先生が言った。

        「he left his bag. is it safe? 」

        「え?he terolsit,  isn't he?」

        「no way」

        まさか。30秒経ち、1分経ち。男性は戻ってこない。てっきり店の外で携帯でもかけているのかと思いきや、どこにも男性の姿は見当たらない。

        そんなバカな。ここは日本だ。爆弾事件など起こる筈がない。そう思いつつも、さすがに持ち主が帰ってこないとなれば怪しい。まず考えたのは、店員に言ってバッグの中身を確認させることだ。

        「渋谷で爆弾テロ。カフェ●●のアルバイト店員死亡」そんな新聞記事が頭に浮かぶ。この店のアルバイトは正直バカばっかで、毎週行っているにも関わらず、先生の分と僕の分のコーヒー2杯を注文すると「お持ち帰りですか?」と聞かれる。その度に「店内です」と言わなければならない上に、「領収書ください」と言っても大抵忘れて、改めて頼まなければならないバカばっかりなのだ。マニュアル通りにやっているのは分かっているが、あまりに紋きりで「見りゃ分かるだろ」と毎回心の中で叫ぶ羽目になる。そんなマニュアル馬鹿の店員の事だ、万一バッグの中身が爆弾だとしても何のためらいもなく開けて爆死するだろう。そもそもカフェ●●に爆弾テロ対策のマニュアルがあるとも思えない。

        早朝のカフェという場所は変なところで、毎週決まって陰の席で手を握り合う不倫明けとおぼしき中年カップルや、徹夜で飲んできたとおぼしき女性が必死でマスカラを塗っていたり。訳ありなお客が多いのだが、まさか善良な僕と先生が爆弾事件の巻き添えを喰らって死にたくもない。次第に先生の表情が強ばり始めた。

        3分以上経って、持ち主の外国人男性が戻ってこないとなると、僕もちょっとヤバい気にもなってきた。先生を促して店を出ようとした。(自分たちだけ助かろうと思ったわけではないが、まずは身の安全を確保しなければと思ったのだ)

        その時、スウェット姿の男性が突然店に戻ってきた。「おや?」。男性は何気なく元の席に座ると、何事も無かったようにノートを広げた。ついそれを覗き見ると、なんと漢字の練習帳であった。身長180センチもあろうかというインド人系外国人が、イヤホンを付けて音楽を聞きながら一生懸命に漢字を覚えようとしている様は微笑ましいものだった。

        僕と先生もそれを見て、思わず脱力。

        「thanks God, We are alive!」

        レッスンを終えて店を出た僕と先生、思わず空を仰いで生きていることを感謝したのだった。一つ間違えば今頃僕はこの世にいなかっただろうし、こうしてどうでもいいブログを書いていることもなかった筈だ。

        先生があれから一週間、食事に行ったり飲みに行ったりする度にこの話で盛り上がったと言うのを聞きながら、なぜ僕はあんなにハラハラドキドキした出来事を一週間も忘れていたのだろうと考える。忙しかったからか、ボケたのか。ボケ始めたとしたら、それはそれで恐ろしい。

         
        | 座付き作家 | 英会話で拾い話 | 11:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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        【お知らせ】けんぞー武者修行#1「ノート」公演
        前作「南瓜」から1年半。今回から"けんぞー武者修行"と銘打って、役者・建蔵が可能性を広げるべく挑みます。 第一弾はなんとピアニスト糸井恵理子さんをお迎えして、フランツ・リスト他の演奏とのコラボレーション。 どんな舞台になりますか、乞ご期待。 「ノート」公演概要 2014年4月5日(土)14時/18時 開場は30分前 両国門天ホール 前売り2,800円(税込)当日3,000円(税込) 出演:建蔵 糸井恵理子 作・演出 平岩モトイ ご予約:amd.ara@ezweb.ne.jp (折り返し確認メールが行きます)
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