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    雨の日のヘルツォーク

     

    困った長雨である。

     

    先週の土曜から昨日の月曜日まで、雨のために3日間走れなかった。

     

    3日走れないと、さすがにちょっとした危機感を感じる。

     

    思うように走れなくなるのではないか。

     

    一気に太るんじゃないか。

     

     

     

    朝6時、小雨の中を走りに出た。

     

    幸い小糠雨で、走るのには何の影響もなかった。

     

    先週金曜にはちょっとだけ貯金があった月間走行距離計も、すっかりマイナスの借金生活に陥ってしまった。

     

    17日目にして、148km。

     

    このまま雨が続いたらどうしよう。

     

     

     

    でも、雨のおかげでいいことも、またある。

     

    今日の午前中の用事がキャンセルになったため、このまま映画を見に行こうと思っている。

     

    見るのは一昨日も書いた「ヘルツォーク」特集上映だ。

     

    昨日、『カスパー・ハウザーの謎』を見て、ヘルツォークへの興味が再燃したのだ。

     

    「これ、どうやって撮ったんだろう?」

     

    そんな驚きがあるのがヘルツォークの映画だ。

     

    カスパー・ハウザーに扮したのは正真正銘の精神病患者だというが、どこまでが演技でどこからが演技でないのか、見ていて全くわからなかった。

     

    こんな役者、これまで見たことがない。

     

    早速、今朝までのメールの返事を送り、新宿まで出かけようと思っている。

     

    雨の日のヘルツォークなんて、ちょっといいじゃないか。

     

     

    | 座付き作家 | ランニング | 08:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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      ヘルツォーク

       

      今朝は映画の話に戻ろう。

       

      現在、新宿のK's cinemaでヘルツォークの特集上映が行われている。

       

      これはヘツルォーク監督75歳を記念してとのこと。

       

      まあ、この理由の良し悪しはともかく、普段見ることのできないヘツルォーク作品を見れるのには賛成だ。

       

       

       

      ヘツルォークといえば、『フィツカラルド』ということになるが、数ある映画の中で未だに「人力で船を山越させる」シーンは孤高の輝きを放っている。

       

      ただ、僕にとってのヘルツォークも、結局のところ『フィツカラルド』に止まってしまっているのも事実だ。

       

      特集上映があるたびに『フィツカラルド』は見るのだけれど、他の作品を見ない。

       

      それは、料理店でいつも好物の単品だけを頼むのと似ている。

       

       

       

      例えば、代表作といわれる『アギーレ 神の怒り』はどうなのか。

       

      クラウス・キンスキーの狂気というキーワードで語られるこの映画だが、冒頭、アマゾンの山を大砲やら神輿やらを担いで延々と兵士たちが降ってくるシーンは神がかっている(現代日本の流行語的には「神ってる」というべきだろう)。

       

      「さすがヘルツォーク!」

       

      一瞬唸らされるものの、この映画は後半に向かってどんどんと内省的になっていくのが物足りない。

       

      いわゆるスペクタクル的要素はなりを潜め、密林の中を漂流していく兵士たちの飢えと狂気のサバイバルゲームである。

       

      河を下っていくというプロットは『フィツカラルド』と同様であるものの、山越えのようなスペクタクルに欠ける分、盛り上がらないのである。

       

      この映画では、インディオが吹く縦笛の哀愁に満ちた音色が通奏低音となり、黄金を探す一行の行く末を暗示する。

       

      『アギーレ』は、その意味で寂しい映画である。

       

      むしろ『フィツカラルド』以上に、寂寥感が後を引く映画である。

       

      だから邦題の勇ましさを期待すると、物足りなさを感じるのであろう。

       

       

       

       

      現在、その他の代表作『小人の狂宴』『カスパーハウザーの謎』を始め、各作品が日替わりで上映中である。

       

      中でも、湾岸戦争を捉えたドキュメンタリーは未見なので、見てみたいと思っている。

       

       

       

       

      | 座付き作家 | 映画の感想 | 06:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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        東のうなぎ、西のうなぎ

        うなぎの焼き方にも、東西の違いがあることをご存知だろうか。

        東京では、一度蒸してから焼き上げる焼き方で、ふっくら柔らかいのが一般的。

        一方、関西では蒸さずに焼くのが普通。

        両者の分かれ目が、どこになるのか知らないけれど、名古屋あたりではないかと思っている。


        うなぎといえば、浜名湖の名が上がるが、浜名湖のうなぎはいわゆる東京風の蒸して焼くうなぎだ。


        前にお伊勢さんに行った時に食べたうなぎが美味しくて忘れられない。

        その店には、満席のお客さんがいたにも関わらず、誰1人食べている人がいなかった。

        おとなしく、みんなうなぎが焼きあがるのを待っていたのだ。

        注文を受けてから焼くらしく、僕もきっかり1時間待たされた。

        その間、ビールでも飲んで待ちたかったが、車の運転があったので、仕方なくお茶を啜りながら待ち続けた。

        ようやく運ばれて来たうなぎの、なんとも香ばしかったこと。

        東京のと違って、野趣溢れるうなぎであった。


        今回、箱根から足を伸ばし、愛知県に入ったところで、うなぎ屋さんを見つけて入った。

        20分ほど待って運ばれて来たうなぎは、蒸さずに蒲焼された香ばしいうなぎである。

        身が歯ごたえがあって、噛み切るうなぎだ。

        所々焦げた箇所もあって、これも野趣溢れるうなぎである。

        うなぎはもともと川魚であり、いかにも川魚料理という趣向。

        お重で2300円とは、安いのも嬉しい。
        ちなみに、肝吸い210円。

        うまい!
        | 座付き作家 | 雑記 | 08:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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        【お知らせ】けんぞー武者修行#1「ノート」公演
        前作「南瓜」から1年半。今回から"けんぞー武者修行"と銘打って、役者・建蔵が可能性を広げるべく挑みます。 第一弾はなんとピアニスト糸井恵理子さんをお迎えして、フランツ・リスト他の演奏とのコラボレーション。 どんな舞台になりますか、乞ご期待。 「ノート」公演概要 2014年4月5日(土)14時/18時 開場は30分前 両国門天ホール 前売り2,800円(税込)当日3,000円(税込) 出演:建蔵 糸井恵理子 作・演出 平岩モトイ ご予約:amd.ara@ezweb.ne.jp (折り返し確認メールが行きます)
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